ひじの痛み

前日、ひじの痛みのご相談をいただきましたので紹介します。

症状

〇両肘の外側が痛む
〇特につまむ動作や絞る動作などで痛みが強い
〇朝、起きた際は痛みが強い

状態

〇外側上顆炎(テニス肘)が疑われます。
テニス肘というとテニスで起こると思われがちですが、私の臨床経験では8割はテニスと無関係な方に起きています。
前腕(ひじから下の腕)の外側の筋肉を使ったり、伸ばしたりすると痛みがでます。

原因


〇今回のご来院者様は最近出産されたそうで、お子さんを抱きかかえる機会がおおく、腕の負担が多くなり、その結果ひじに症状となって現れたと思われます。

一般的に行う前腕伸筋への手技療法ではそれほど緩和は見られませんでした。

特徴的に上腕二頭筋と大胸筋に張り、硬さがみられました。
そしてその箇所をほぐすと痛みの緩和がみられました。

ひじの痛みの場合はひじの上下の関節や筋肉になにか滞りが出ていないかを注意深くみていくことが大切です。

〇また体の水分量の減少や、ホルモンバランスなども影響する可能性があります。

ケアの仕方

今回は上腕二頭筋と胸の硬さがポイントでしたので、ストレッチのご指導をしました。

手を後ろで組んでひじが伸ばせない方は硬いです!要改善です!↓↓↓

①上腕二頭筋のストレッチ↓↓↓

大胸筋のストレッチ↓↓↓

20秒ずつを3セット行うと効果的かと思います。

ストレッチやトレーニングなどはその方に合わせて行いますので一度ご相談下さい。