「膝の痛みがなくなり、整形で注射をするのをやめました」
患者様の治療経過のご紹介です。
整形外科で変形性膝関節症と診断され、定期的な関節注射をされていた60代の女性の患者様です。
右の膝が時々痛むとのご相談を受けました。
軽度(ステージⅠ)の変形性膝関節症の様子でした。
FTA(大腿骨と脛骨の角度、関節の変形度合いの指標)は正常です。
その他全身の検査をしていくと、反り腰気味の傾向がみられ、それに伴う股関節屈筋群の硬さが目立ちました。
ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の硬さの評価は2/5(5段階指標で2)腸腰筋の硬さも2/5とかなり硬い様子でした。
そこで大腿四頭筋と腸腰筋のストレッチに取り組んで頂きました。
3回目の施術の時に
「膝の痛みがなくなりました!」
とご報告いただきました。
また4回目の施術の際には
「整形の注射は終了させてもらいました」
とご報告いただきました。
今回特殊な施術はしておりません。
患者様のお体をしっかり調べて、特徴的な場所にケアを施し、患者様も日々それに取り組んで下さったのが良い結果につながったと思います。
これからも施術は継続し、体質の改善を目指すことで患者様のその先の目標
「旅行や里山歩き」
を一緒に実現できるようにしたいと思っています。